先日は久しぶりの自主開催で『ブランディングの戦略ワークでつくる!心をつかむ販促キャッチコピーセミナー』を行いました。

キャッチコピーに関しては、顧問としてコンサルティングをしている広告会社や印刷会社にはスキルをお伝えしていたり、商工会議所で講座をやったりしていますが、公開の自主開催セミナーでキャッチコピーを取り上げるのは初めてです。

そして僕は広告のデザイナーやディレクター出身なのでコピーライターではありません。その中で、プロがつくる大企業のコピーではなく、中小企業がいかに売上アップや集客アップにつながるかというブランディングの視点でコピーをつくり成果を出してきました。その経験を基にして、新しいセミナーコンテンツとしてプロでなくても成果を出すキャッチコピーのつくり方を体系化していきました。

キャッチコピーのニーズはかなりあるのでしょう。セミナーはすぐに満席になり、若干増席をしてさらにそれも満席でキャンセル待ちになるという状態でした。業種も僕と近しい業種の広告や印刷業をはじめ様々な方にお集りいただきました。

セミナーのポイントは、まず「キャッチコピーの誤解」を解くところから。キャッチコピーは「キレイな言葉」「カッコいい言葉」でなければいけないと思われていますが、全く違います!キャッチコピーの目的は、販促ツールの「先を読ませる」ことです。

多くの方がよく触れている大企業のキャッチコピー・・・ほとんどが「スローガン」や「タグライン」といわれているもので、キャッチコピーではないのです。それを中小企業がキャッチコピーと勘違いして同じようにつくってしまっても販促の効果は全くありません。

キャッチコピーは、販促ツールを見る人が興味を持ってその先を読みたくなるようなものでなければならないのです。

セミナーでは、見る人に興味を持たれる伝え方をするために、自社の商材のタイプ分けから行います。そこで販促のコンセプトをつくり、キャッチコピーのポイントを踏まえて興味を持たれる文章を作成していきます。

キャッチコピーのポイントをご紹介しますと、2つの方向性でどのように伝えていくかとなっていきます。

●良い結果や感情、ベネフィットを伝える
●抱えている不安を明確に認識させる

心をつかむ販促キャッチコピーをつくる流れは以下のようになっています。

セミナーで2時間で確実に成果を出すキャッチコピーのつくり方を体系的にお伝えしたので、後は実践してやっていくだけです。

受講された方からも、キャッチコピーとは何かやつくり方がロジカルに理解できたので、実践に落とし込んでいきたいというような前向きなご感想もたくさんいただきました。

今回、初めてキャッチコピーのセミナーを行いましたが、大変高評だったので僕のいくつかある定番セミナーのひとつに加えることにしました。またブラッシュアップして開催しますので、ぜひご期待くださいね。

 

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