先日は大阪にてOA機器販売会社様にて販促の研修をさせていただきました。大阪を拠点に全国展開をされている大きな企業様で、今回はその中からカスタマーサポートをご担当されている方々100名以上に受講していただきました。カスタマーサポートをされている方は保守や相談などが主な業務で、すでにコピー機やプリンタ等のOA機器を導入している顧客との接点が多くなる仕事でもあります。そこで単にコピー機の保守だけではなく、コピー機やプリンタを顧客の集客や販促をサポートすることでより深い関係性を築けます。
研修は仮の顧客企業を想定したワークショップ形式でおこないました。僕の販促は全てブランディングの戦略を基に行います。いきなりチラシやパンフレットなどの販促ツールをつくるのではなく、ブランディング視点で企業の価値を高め、選ばれるための戦略を立てるところから始まります。その戦略から企業の売りになる訴求メッセージができていくのですね。
グループワークで顧客の売りを見つけ出してもらい、チラシやパンフレットなどの実際の販促ツールの原稿づくり、様々な販促ツールを活用した販促の仕組みづくりまで構築してもらいました。販促に必要なのは「何を」「誰に」「どうやって」伝えるかが大切です。「何を」というのは企業が扱っている商品・サービスそのものではなく、その商品・サービスが提供する価値であるという意識が必要です。そのためには「誰に」というお客様像を明確にするところから始まります。
また、実際の販促ツールの原稿づくりでは、質問に答えていくだけでいつの間にかキャッチコピーができあがる手法や、プロでなくても見る人の反応を取れるデザイン手法もご紹介しました。フォントや色、メインの写真を効果的に選ぶことで、訴求するメッセージを確実に伝えることができます。
やはり100名以上のワークショップは大盛り上がりになりますね。時間管理やワークショップ中の質問に答えたりするので、講師をやる側は大変なのですが・・・(笑)
社員研修というと、ご自身の意志ではなく、会社からの強制ということもあり、いやいや受ける方もいるのですが、さすがに向上心のある企業の社員さんは違いますね。どの方も熱心に聴いていただき、ワークも真剣に取り組んでいただきました。おかげで講師をする僕もノリノリになって、気が付いてみれば時間ギリギリ・・・
一緒に聴いていただいた社長様やご担当者様にもありがたいご感想をいただき、ホッとしています。ぜひ今回の内容を少しづつでも実践されて顧客の売上や集客の支援につなげてほしいと思います。
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