最近、事務所の近くに新しくラーメン屋さんが開店し、
美味しいので何度か利用しています。
そのお店の前にはこんな立て看板がありました。
営業中を表す看板の隣にもうひとつ。
『浅草開化楼特製麺』
ここにある浅草開化楼というのはラーメンやつけ麺の麺を製麺している会社で、
いくつもの有名なラーメン店でも使われて、
ラーメンが好きな人の間では知られているところです。
僕も初めてこのお店に入るときに、この看板が目につき、
「じゃあ安心かも」と思ったのをおぼえています。
販促や集客を効率的にやるには認知度を高めて知ってもらうだけでなく、
相手に『信頼』や『安心』をしてもらわないといけません。
その上で相手はあなたの商品・サービスに対して価値を感じて、
売上や来店増に結びついていきます。
ただし、人は初めて見たり知るものに対して、必ず不安や不信があります。
不安や不信がなくならないとそれを買うということはありませんし、
ブランディングでも自分の価値を高く感じてもらうためには、
まず相手の信頼を得る必要があります。
初めての相手から信頼を得るにはいろいろな方法があります。
ひとつは僕が主にやっているチラシやWeb、看板や名刺など
販促ツールなどのデザイン表現や色や写真、文章の組み合わせ、
そしてそれらを相手に伝える活動です。
その他にも信頼を得る方法はいくつかありますが、
あなたの商品・サービスの基になる『素材』も信頼を得る方法です。
この「浅草開化楼」の麺を使っていることを初めての人に伝えることで、
浅草開化楼の美味しさや他のお店での実績を
知っている人にとっての信頼につながります。
どんな素材を使っているかで、
初めての人でも信頼を得る要素になっていくのですね。
もちろんこうやって信頼を得るのはラーメン屋さんだけではありません。
飲食店なら生産地や素材。
衣服などのアパレルなら生地。
美容や健康に関するものであれば成分。
技術職であれば修行をした場所や使っている道具。
個人事業ではもちろん資格などもあてはまります。
どんな事業・商品サービスにもそれはあるのです。
例えば
「コエンザイムQ10配合」(美容用品)
「○○産のブランド牛を使用」(飲食店)
「インテル入ってる」(パソコン、システム)
「○○資格取得」(個人事業)
「ゴアテックス(生地)使用」(衣服アパレル)・・・こんな表現を、
企業の販促や街の店頭などで見たことがありませんか?
これらのことを知っている人が見たら
初めて見る企業やお店、商品・サービスでも
信頼や安心につながっていくことになります。
ということは買ってくれる、お店に来てくれる可能性が高まるということですね。
最近では、クリエイターの佐藤可士和さんが広告などに関わっている
ユニクロなどの企業もそれだけで信頼度がアップしていますね。
デザインや販促・ブランディングも
誰が関わっているかで信頼につながることがあります。
あなたの商品・サービスをつくっているもので
対象になる相手から信頼を得られそうな『素材』があるはずです。
それを販促ツールやソーシャルメディアでの
商品紹介やプロフィールに盛り込んで信頼を得る要素にしていきます。
それらの要素をキャッチコピーなどのアイキャッチで
メインに表現するやり方もありますし、
どのように表現することもできます。
これらを何となく載せるのではなく、
「信頼を得るために」という目的で使うのが
あなたが売れやすくするために
大切な販促やブランディングの考えになっていくのですね。
あなたの商品・サービスをつくる基になるもので
初めての相手からの信頼を得られる素材はなんでしょうか。
ぜひ考えて販促ツールやブランディングの活動で伝えてみてください。
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