先日はいつもお世話になっている(公社)日本印刷技術協会（JAGAT）さんにご招待いただいてJAGAT大会2016に参加してきました。場所は椿山荘で、やはり素敵なところですね。『印刷の再成長―市場の創出』というテーマで行われました。
最新の印刷業界の動向を知ることができたのは大きかったです。紙媒体がwebに取って代わるように思われていますが、商業印刷の中でも絞ってみるとブランディングでの印刷が伸びていて、今後も伸びる傾向であることも報告されました。印刷と近い業界にいる僕にとっても大きなことですね。やはりこれからの企業はブランディングが大切になってくるでしょう。
印刷会社に限らずこれから大切なのは、市場を自らつくっていくことが必要です。そのためには顧客視点のブランディングやマーケティングが重要です。今回の講演やパネルディスカッションでも印刷会社にとってマーケティングの重要性が多く語れていました。
JAGATさんでもこれからブランディングやマーケティングの重要性を強く打ち出していくようなので、印刷会社でも取り入れる動きは大きくなっていくでしょう。
今回の中で特に印象的だったのは様々な業界の有識者が印刷業界について議論するパネルディスカッションでした。デジタル印刷やシステムなど様々な最新技術の活用で市場をつくることが語られてしましたが、最終的にはやはり人、そして人の想いが大切だという話。ブランディングやマーケティングは効果的な戦略ですが、これもやはり人のやっていることです。人の想いが見えるブランディングやマーケティングができる企業が伸びていくために必要なんですね。
また印刷や広告は文化をつくる一端を担っている意識を持つことが企業として生き残っていくんだと感じました。
こういったパネルディスカッションは面白いですね。印刷業界のことを語っていますが様々な業界からの見方があるので、反対意見も普通に出てきたり・・・と。見る角度が違うと全く違う見え方をするんだと、こちらも改めて勉強になりました。
講演とパネルディスカッションが終わったら懇親パーティーです。さすが椿山荘で料理が美味しい＾＾
偉い方多い感じだったのでこっそり隅っこにいようとしましたが、いろいろな方とご挨拶ができてこちらも有意義な時間でした。
ここで得た気づきをまた自分の仕事でクライアントさんのために活かしていこうと思います。
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