駅前で配っていた販促のポケットティッシュです。
かわいいミツバチのイラストで親しみがもてる雰囲気ですね。
この販促をしていたのは来店型の保険ショップのようです。
店舗名もミツバチに関連するかわいいネーミングを採用し、
親しみを持ってもらえるようにしているようです。
難しいとされる保険商品ですが、
かわいいミツバチのイラストを使ったキャラクターと店舗名で
新規来店の促進を狙っているようですね。
この販促ティッシュを手にとり、
人は親しみを感じることと思います。
この店舗の狙いは親しみを感じて、
理解するのが難しく心理的な不安が大きい保険商品にも
親しみを感じてもらいたいということでしょう。
果たして親しみをもつことと、
保険商品の難しさを解消するのは関連するでしょうか。
これを手にとる人はたしかに認知度は高まるかもしれませんが、
保険商品は難しいという不安を抱えたままです。
親しみを持ってもらうことと、
その人が必要だと感じて来店したいという気になることは
全く別の感情や意識なのです。
保険ショップの目的は親しみを持ってもらうことではなく、
保険ショップに来店してもらい、話を聴いてもらうことです。
そのためには、親しみを持ってもらうだけではなく、
販促ツールでわかりやすさや不安を解消してもらうことです。
それも自分で「わかりやすい」とか
「信頼できる」ということをアピールするのではありません。
保険ショップの対象になる人が
「わかりやすそう」とか「信頼できそう」とかを
その人の心の中で判断できる何かが必要なのです。
例えば、「わかりやすい説明だった」というお客様の感想だったり、
過去に相談を受けたり、契約した数だったり、歴史だったりします。
または、わかりやすく説明してくれて信頼のおけそうなスタッフの
顔写真や挨拶などを載せる方法もあるでしょう。
あなたのお店、商品・サービスの対象になる人には、
どんなことを伝えていけば、こちらの求める印象を持ってもらえるかを
よく考えて販促やツール制作をする必要がありますね。
保険ショップは「悩み」や「不安」を解決する商品・サービスです。
そのための販促ツールではこんな事例があります。
5000部を新聞折り込みをし、来店が78件(1.56%)という結果です。
保険会社や代理店で1%以上の反応率を取れるのは
かなりの成果といえるでしょう。
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