歩いていてケーキ屋さんらしいお店を見つけました。
店名の看板がその辺にあった木の板に
マジックで書いたようなつくりになっています。
お店の方が自分でつくったのでしょう。
外装の白い壁や置いてあるもの、
貼られている販促ツールなども手づくり感があります。
外装の白い壁は素朴な雰囲気を醸し出して悪い印象はありませんでした。
しかし、看板のつくりが安っぽすぎて、
手を抜いている印象をもちました。
プロを使ってデザインにお金をかける必要は全くありません。
予算がなければご自身でつくることは素晴らしいですし、
僕も、自分の予算のないクライアントさんには、
ご自身で販促ツールをつくってもらい、
それを添削するというコンサルスタイルをとっています。
ただし、ご自身で販促ツールをつくる場合は、
しっかり考えて上手くやらないと、
できあがったものに素人っぽさが丸出しになってしまいます。
このお店の前を通り、初めて看板や販促ツールを見る人は
そのデザインでお店や商品(サービス)を判断します。
あまりに素人っぽく手を抜いたようなデザインを見たら、
扱っている商品(ケーキ)も素人っぽいものなのでは?と
無意識で感じてしまうことになります。
初めてあなたのお店や会社、商品・サービスに触れる人は、
それを利用したことがないので、
商品・サービスそのもので判断をすることができません。
それを買ったり、来店したりするには、
見る人自身が何かでその商品・サービスを判断しなくてはいけません。
ではどうするかというと、
販促ツールがどうやってつくられているのか?だったり、
どんなデザインで表現されているか?というのは、
お店や会社、商品・サービスの質や価値を表すもので、
あなたが判断される大きな材料のひとつになるのです。
販促やデザインの見た目は商品の質を表すものになります。
ご自身で販促ツールやデザインをする場合は、
そのことを頭に入れながらつくっていかなければ、
よいお客様に選んでもらえなくなってしまいます。
こうやって、あなたの商品・サービスの質や価値を伝えていくことが
選ばれるブランディングの活動でもあります。
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