新幹線の駅のお土産売り場で見つけたとあるお菓子のPOPです。

POPでは、どんなに美味しい商品かを上手に表現することが多いですが、
どうやらこれは違うようです。

ブランド毀損

入荷日や消費期限のことが載せてあります。

このお菓子は以前、消費期限や製造日、原材料の偽装をしていたことが
大きなニュースになり、しばらく営業停止に追い込まれました。

それからはPOPにこうして、消費期限を載せることで、
お客様に安心感を持ってもらうことと、
今は偽装をしていないことを暗にアピールをしているのですね。
どちらかといえば、
企業としての目的はこのアピールの方が大きいかもしれません。

今まではこのようなことをやっていなかったのでしょうし、
必要以上に消費期限には気をつかわなければいけなくなりました。
この企業にとっては大変な手間かもしれません。

一度相手を裏切ってしまうと、その後の信頼を回復するために、
大変な努力をしなくてはいけないのですね。

しかもこれを見た人は
「そういえばこのお菓子ってあんなことがあったよね」と
思い出しますので、過去が消えていくことはないのでしょう。

ブランドとはお客様に対する約束や信頼でもあります。
自分たちがブランドとして意識をするならば、
責任が自然と生じてくることを知っておいたほうがよいのですね。

このブログ記事が面白かったり役に立ったと思っていただけたら
ぜひ下の共有ボタンで他の方にもご紹介くださいね^^


No related posts.