あなたの会社やお店を考えてみたときに、必ず弱みになるところって存在することでしょう。多くの場合は、その弱みを消費者・顧客、または競合などに悟られないように発信をしているかと思います。
ブランディングでは、強みを価値として高めて発信していきます。チラシやパンフレット、Webサイトなどの広告・販促ツールでも強みだけを発信して弱みは何も発信していないことのが多いことでしょう。

たとえば、飲食やエステなどのお店の立地が、最寄りの駅から徒歩何十分もかかって、繁華街から離れた静かな住宅地にあり、その住宅地も夜は人通りも少なくお店の周りもひっそりとしているとしたら、とても不利だと思うかもしれませんね。つまりこの立地条件が弱みとなってしまうと考えて、広告・販促ツールであえて発信しないでいるのがほとんどです。

ブランディングの弱み

 

でもちょっと待ってください!
 

あなたの会社やお店の弱みって、もしかしたら自分で弱みと考えているだけかもしれません。

弱みというのはどんなものかをまず考えてみましょう。それは「お客様にとってメリットがないもの」とすることができます。つまりあなたの会社の弱みは、あなたのお客様にとって良いことがない場合に弱みとなってしまうのです。

ということは、お客様がどう感じるかを考えなければいけません。先ほどのお店の立地で考えてみましょう。最寄りの駅から徒歩何十分もかかって、繁華街から離れた静かな住宅地・・・たしかにこれだけを考えたら弱みかもしれませんが、お客様がどう考えるか?

お客様の望んでいることの中に「静かな環境で自分だけの時間が持てる隠れ家的な場所がほしい」というのがあったらどうでしょうか?このような望みを持っている人にとって、最寄りの駅から徒歩何十分もかかって、繁華街から離れた静かな住宅地にあるお店は「自分だけの隠れ家的なお店」となり、メリットとして捉えられるでしょう。つまり不利と思っていた立地条件が、実はお店の強みになってしまうのです。

 

弱みというのはあなた自身で決めるものではありません。あなたの対象になるお客様はどのようなことを望んでいるのか?求めているのか?それによって弱みと思っていたことが実は強みだったということもあります。そうなればこの強みを、他ではないブランディングの価値として発信していけばいいのです。逆にあなた自身が強みと思っていたことも、お客様にとってメリットがないものだったら弱みとなってしまいます。お客様が望んでいないことをブランディングとして広告・販促ツールなどで発信しても、価値を感じてもらえないのだからこんなに無駄なことはありません。

たとえ、あなた自身にとって弱みと感じたところも、まずはあなたのビジネスの対象になるお客様のことを考えてみましょう。弱みなのか強みなのかはそこから決まってきます。大切なのはお客様の視点、つまり顧客視点を持つことで、これがブランディングの価値をつくり、チラシやパンフレット、Webサイトなどの広告・販促ツールで発信することで、集客や売上増をさせることができるのですね。

 

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