先週は公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)さんの主催で印刷メディアビジネスの総合イベント『page2016』にて、セミナー登壇をしてきました。
池袋サンシャインシティコンベンションセンターにて毎年行われ、3日間で印刷、デザイン、メディア関係の方が7万人以上訪れる大きなイベントです。

僕がセミナーをやらせていただいたタイトルは『印刷会社の実践事例で学ぶ〜ブランド×デザインで創る印刷会社の新たな可能性』です。

jagat_page2016ブランディングデザイン

大きな会場でたくさんの方にお集まりいただきました。

商品・サービスのブランド価値を販促ツールデザインで表現することで、クライアントの売り上げや集客アップに貢献することができます。印刷会社としては、クライアントに販促ツールの制作や印刷物を提供するのではなく、クライアントの経営を支援できることを提供することで競合他社との大きな強みとなっていきます。

とはいえ、ブランディングを取り入れたい印刷会社(デザイン制作会社や広告会社も)にとって、実際にどのようにクライアントを支援するための戦略を構築したらよいのかが知られていなかったり、理解されていないったりすることが多いのです。

結局、ブランディングといっても形だけのものになり、販促ツールの制作やデザイン表現なども戦略とは分断されてしまって、特に売上や集客アップへの成果につながらない販促ツールができあがってしまいます。

このセミナーでは、そもそも印刷会社(制作会社や広告会社も)になぜブランディングが必要なのか?からはじまり、ブランディングの戦略構築手法、そして僕の提唱するブランディングの戦略を販促ツールのデザイン表現に落とし込むブランド×デザインの手法をご紹介しました。

ブランド×デザインは、ブランディングの戦略コンセプトを表現するのではなく、戦略コンセプトを構築するプロセスからデザイン表現を構築していきます。

後半は、このブランド×デザインの構築手法を自社に取り入れていただき、社内にもブランディング知識を浸透させてクライアントの成果を出している十一房印刷工業株式会社さんにもご登場いただきました。

どのようにブランディングを社内に浸透させていったかという、
インターナルブランディングをはじめ、
実際にブランディングの戦略を基にクライアントへの企画書や
販促ツール制作に落とし込んだ事例を解説させていただきました。

やはり実践をされている事例は説得力がありますね。十一房印刷工業株式会社さんはこの日のために、資料づくりなどの準備で大変ご協力をいただきました。

おかげでセミナーは大変な高評をいただき、ご感想もわざわざメールでいただけたりもして感謝です。

「漠然としていた事がまとまり、点が線になった」
「大変わかりやすい内容だった」
「大変参考になり、今後の活動に活かしていこうと思います」
「分かりやすく、ブランディングについて理解することができました」
「いままで「こんな感じ」でしかデザイン提案をしていなかったのをもっと具体化してブランドに繋げたい」

いただいたご感想の一部をご紹介させていただきました。

このセミナーをきっかけに、ブランディングや戦略的なデザイン表現手法を取り入れて、クライアントの売上や集客をアップさせる印刷会社さんや制作会社さんが増えたら嬉しいなと思います。

 

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