紙媒体のチラシなどの販促ツールとWebサイト、
特に一般的に1ページで構成されているランディングページって
つくり方や考え方がとても似ているものとして思われているようです。

一見同じような情報が入っているので、
チラシをつくればそのままランディングページに使えそうな気がしますし、
その逆も簡単にできるのだろうと考えてしまいそうです。

 

では本当に同じようにつくればいいのでしょうか?

まずはチラシとランディングページを見る人の状況や心の中を
それぞれ考えてみましょう。

チラシとWeb販促物

 

チラシというのは多くの場合、
不特定多数の人に対して見てもらうためのものです。
歩いているときにチラシを渡されたり、
ポストや新聞の折り込みとして入っていたりして、
チラシの方から人の前に現れるということですね。
となると、チラシを見る人の状況や心の中は、
その商品・サービスや企業・お店のことを全く知らなかったり、
名前は聞いたことがあるけどよくわからないのが多いことになります。

 

顧客視点チラシ販促 

 

 

ではランディングページをはじめとするWebサイトはどうでしょう?

あなたがパソコンでネットにつなげたときに、
モニタに突然何かの商品・サービスのランディングページや
Webサイトが現れることってありますか?

そんなおかしなことってありませんよね。

あなたがどこかのランディングページやWebサイトを見るには、
URLを入力したり、検索エンジンに言葉を入力したり、
何かのリンクをクリックするなどしなければなりません。

 

顧客視点Web販促

 

 

チラシとランディングページの違いはこれです。

チラシを見る人は何の情報や予備知識がない状態で目に触れることになります。
ネットのランディングページは見る人がまずは自分で行動するわけですから、
リンク先にどんなものがあるかある程度わかっている状態です。

逆にチラシやランディングページをつくり販促を実施するときには、
このことを頭に入れておく必要があるということですね。

チラシのように見る人が何の情報や予備知識がない状態ということは、
あなたのことを何も知らないということです。
それならばまずは売り込む前に知ってもらうこと、
つまり最初に認知や理解を深めてもらうことを目的にしなければいけません。

ランディングページやWebサイトの場合は、
それを見るまでにどんなものがあるかある程度理解をしているのですから、
購買や問い合わせなどの次の行動や
さらに理解を深めてもらうための販促に誘導するのが目的になります。
ここでは見る人の行動(購買)意欲を喚起させることです。

あなたを知らない人に知ってもらうのと
知っている人に買ってもらうのでは、伝える内容が違います。

チラシでもランディングページでも販促ツールをつくるときには、
対象のお客様がそれを見るときに
あなたの認知度や理解度がどの程度になっているかを
想定しながらつくることが成果をあげることができるのですね。

 

   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆

 

小澤歩(有限会社グレイズ)への
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