先日は宣伝会議さん主催で『クリエイティブ価値向上講座』にて登壇です。僕が広告や印刷、デザイン会社などへ、ブランディングやマーケティングの導入、クリエイティブの価値を高めるコンサルティングを提供していることもありお声をかけていただきました。
これからの広告や印刷、webなどのデザイン制作会社はクライアントを儲けさせないといけません。単にデザインやコピーといったクリエイティブをつくるだけの存在では生き残っていけないですからね。そこでクリエイティブの価値をどのように伝えクライアントとの関係性を築くかが重要になってきますし、そのために自社のクリエイティブの価値を高めて伝えることはもちろん、ヒアリングや提案などの手法も大切になってきます。
僕がお伝えする内容ですから、クリエイティブ価値向上の土台はもちろんブランディングの戦略です。
冒頭で僕がまずお伝えしたことは世界的なデザインコンサルティングであり、「デザイン思考が世界を変える」などの著書でもおなじみのティム・ブラウンの言葉。
デザインはデザイナーに任せておくには重要すぎる
この言葉は決してデザイナーをバカにしているものではありません。デザインというのは経営を表現するものです。つまり経営と直結していることになり、企業にとってそれだけ重要なところを担うものであるという意味です。デザインに関わる人は自社、クライアント関わらず経営の大切なところを担っている仕事であるという意識が必要なのです。
そして続けてお伝えしたのはデザイン制作会社にとってはショッキングな言葉。
クライアント(企業)はクリエイティブを必要としているのではない
これは本当なのです。
クライアントは、綺麗なとかかっこいいとかインパクトがあるとかのクリエイティブを必要としているのではなく、企業としての成果、売上増や集客増、そして自社の繁栄を必要としているのです。
そこでクライアントとよい関係を築くのであれば、クリエイティブではなく売上増や集客増といった成果を提供する必要があるのです。よい関係を築くどころかこれを提供できなければクリエイティブを提供している会社の存在価値はなくなるでしょう。つまり「クライアントを儲けさせる」という意識が必要ということで、僕も常にそれを考えてサービスを提供していますし、広告・印刷・デザイン会社などへのコンサルではこの意識を持つようにしてもらっています。
この2つの意識を基にクリエイティブの価値の高め方、クライアントに成果を提供しよい関係を築くためのヒアリングや提案手法などをご紹介しました。
受講された方々からはこんなご感想をいただきました。
「実務の中でのあるある話として共感できる部分も多く思わず今抱えている案件と照らし合わせながら聴いていた部分が多くありました」
「現在、抱えている問題、課題を解決する直接的なものでした」
「クリエイティブの価値自体の定義づけや高め方など具体的に良くわかりました」
「自分自身で理解していた以上のものを得ることができました」
「なんとなくで進めていた部分が明確になり、実務ですぐに役立ちそうな話を聞くことができました」
大変好評だったようで、早速次回の開催も8月か9月頃に行われるようです。
クリエイティブの力でクライアントさんを儲けさせる制作会社が多くなるのは僕も嬉しいことですね。
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