静岡県の藤枝商工会議所様にて
販促デザインとブランディングがテーマの研修講座でした。

消費税転嫁対策セミナーでもある今回の講座は
価値を高めるブランディングの戦略と売れる仕組みを作る販促計画、
そして売れる販促ツール作成の表現方法を
3回シリーズでお伝えする盛りだくさんな内容です。

藤枝商工会議所ブランディング販促講座

先日の第1回目は価値を高めるブランディングの戦略で、
独自のワークを交えて、価格競争に負けない差別化できる
自社の新しい価値を見つけていただきました。

ご担当者様によると、こういった商工団体様の連続講座は、
回を追うにしたがい受講者が減っていくことが多いようです。
ところが、僕の前回の講座を受けて、
「うちの他の人にも聞かせたい」という方々がいたようで、
前回よりも今回の方が受講者が増えるという珍しいことになりました。
言葉や文章で見る喜びのご感想はもちろん嬉しいですが、
こういった言葉ではなく数字に表れるというのも大変嬉しいものです。

今回は、前回のブランディングの価値を踏まえて、
それを伝えて自然と「売れる」をつくる仕組みをご紹介しました。

藤枝商工会議所ブランディング販促講座

隣同士の人とペアワークなどを盛り込んで、
まずは自社商品・サービスの提供する価値を簡潔にまとめながら自己紹介です。

前回は、自社の対象になるお客様像を設定しているのですが、
さらにそのお客様の段階を考えることで、
販促の活動を効率的にして売れる仕組みをつくることができます。

マーケティングではよくいわれる
「未認知客→見込客→顧客→リピーター」という顧客段階ですが、
これをわかりやすく、しかも販促活動のやり方が違うということをお伝えし、
新規客やリピーターにつながる販促活動の考え方や実践方法を
その時の顧客の心理段階を踏まえてご紹介しました。

特に新規客を獲得するには、どんなによい商品・サービスであったとしても、
初めて見る(接触)ものには必ず起こる感情があります。
それは「買って後悔しないか?」というような不安(リスク)です。
相手の不安を解消してあげないと、価値を感じてくれることはありません。
その人に価値を感じさせようとすることは『売り込み』ととられてしまいます。

売り込みをしないで不安を解消し、価値を感じてもらう、
そして購買に結びつける「売れる仕組みのつくり方」を知ることで、
お客様に喜ばれながら販促活動を行うことができます。

チラシやパンフレット、DMや名刺、Webサイトやソーシャルメディアなど、
さまざまある販促ツールにもそれぞれ違う特徴があり、
認知、不安解消、購買意欲喚起、リピート促進など様々です。
それらの特徴を知ることで顧客段階にあった使い方ができます。
講座では販促ツールの特徴や顧客段階に合わせて、
必ず見てもらえる場所を設定する販促計画をつくっていただきました。

これによって、お客様が買いやすい状態にしてあげることができ、
自社の高い価値を伝える「売れる仕組み」ができあがります。

藤枝商工会議所ブランディング販促講座

次回は最終回で、今回の「売れる仕組み」の販促計画の中で
より成果を出すための販促ツール作成です。
見る人に興味を持たれ、購買につなげる販促ツールの
デザインや文章表現をご紹介する予定です。

このようなセミナーの出張開講、研修なども承っております。
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