2020年も終わろうとしています。コロナ禍で大変な状況の現在、ビジネス的にも滞っていたり、何らかの影響があるところがほとんどかもしれません。

そんな時に、改めて自社を見直してコロナ収束後の動きを考えている方も多いのではないでしょうか。
では、自社を見直すといってもどのように見ていけば、どんなことを意識しておけばよいのでしょうか。何も考えずにただ単に闇雲に自社のことを見ていっても何も得られるものはありません。

そこでビジネスに必要な『3つの目』というのがあります。

それが『鳥の目、魚の目、虫の目』です。

ビジネス分析

『鳥の目』というのは鳥が空から地上を見下ろすように全体を俯瞰してみることです。

自社の商品・サービスができるまでだったり、そこから先の売り方の仕組みまで客観的に見てみるのです。点ではなく線でつなげて考えてみるということでもありますね。

そもそもの目的は何か?
そのために何をすべきかを明確にしておきます。
そこで課題が見えてくることがあります。

『魚の目』というのは水の流れで生きる魚のように、物事の流れや変化といった動きを捉えてみます。

世の中の動きや、市場のニーズがどのように変化しているのかを捉えていきます。
コロナで経済が停滞しているという動きを把握するだけではありません。そこから先にどのようなことが起こるか?と予測することもこの視点で行うことです。

『虫の目』というのは細部にこだわっていくことで、鳥の目のマクロ視点というのに対して
ミクロの視点と言われます。

自分たちの商品・サービスはどうなっているのか?
鳥の目で明確になった目的をどのような手段を達成するか?
さらに見つけた課題をどのように解決するかということでもあります。

この3つの視点で自社のビジネスを考えていきます。

僕のことで言うと、ブランディング・販促コンサルの会社として有限会社グレイズがありますが、それ以外に実業の会社も持っています。

これは魚の目で世の中の流れやニーズを把握して鳥の目で全体の戦略を考え、虫の目で商品開発や売り方を考えて活動してます。

この3つの視点でどれが最も大切か?
どこから始めたらよいか?と言うものではありません。

どの視点も大切です。

今自分はどの視点で物事を考えているか?
ビジネスのことを計画しているか?
常にこの3つの視点を行き来できるようにすることが必要なのです。

コロナが収束するのはまだちょっと先かもしれません。ただし収束してから世の中の流れに乗るのでは遅すぎます。

経済が停滞している今だからこそこの3つの視点を持つことが大切なのですね。

 

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