ブランディングや販促のためにチラシやパンフレット、Webサイトホームページなどの販促ツールをつくるときにこんなふうに思っている方もいらっしゃいます。

「興味を持ってもらうためにインパクトのあるデザインが必要」

 

販促ツールのデザインでインパクトがあるから相手(お客様)に興味を持ってもらい、先を読んでもらえ、買ってもらえるということです。なので派手だったりカッコイイ、キレイなデザインが必要だと思ってしまうのでしょうね。

販促デザインインパクト

チラシやパンフレット、Webサイトホームページなどの販促ツールは見た人に買ってもらうことが目的なので、まず第一段階として興味を持たれることが必要なのは言うまでもありません。

だからといってなんでも興味を持たれればよいわけではありません。派手だったりカッコイイ、キレイだったりするインパクトのあるデザインで持たれる興味は、ブランディングや販促での本当の興味ではありません

たしかに「ああすごいね」とか、「なんかカッコイイね」とか思われるかもしれません・・・ですが、それだけです。そんなインパクトで持たれる興味は何かの拍子に一瞬で消えてしまうのです。インパクトだけではブランディングや販促の目的である買ってもらうことは達成できないのですね。

ということで、デザインのインパクトで持たれる興味は不要なのです。

 

では、ブランディングや販促でいう、相手に持たれる本当の興味とは・・・販促ツールを見る人が「自分に関係のある商品・サービスだ」と思われることです。見る人が「自分にとってよいことがある」と感じるからこそその商品・サービスに興味を持つのですね。見る人が自分にとってよいことがあるというのは、その人の求めているものがある、つまりニーズを満たすことができると認識してもらうことです。

チラシやパンフレット、Webサイトホームページなどの販促ツールで、一瞬でニーズを満たすことができることを伝えるためには単にインパクトがあるものではありません。ニーズを満たすその商品・サービスの売りを一言で伝えるキャッチコピー、売りを一瞬でイメージさせる写真やイラスト、そしてフォントや色などの組み合わせを、対象になるお客様のニーズに合わせて選び、組み合わせることです。

こうして、買ってもらうために興味を持たれるようになっていくのですね。

 

   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆

 

小澤歩(有限会社グレイズ)へのブランディングや広告・販促物企画デザイン、コンサルティング・アドバイスのご相談はこちらのお問い合わせからご連絡ください。

ブログ記事が面白かったり役に立ったと思っていただけたらぜひ下のfacebookいいね!などの共有ボタンで他の方にもご紹介くださいね^^
さらに詳しく「売れる」戦略を知りたい方は下のバナーからメルマガをご登録ください。
メルマガ〜売れるデザインのつくり方


Related posts:

  1. 街でブランディングの世界観を学ぶには?
  2. 売れるデザインは経営の視点から
  3. コニカミノルタさんのホンキにさせる販促術で僕のブランディング・デザイン戦略特集