以前、広告・販促のデザインの仕事の中でこんなことがありました。

ある会社が起業をして数年がたち、販促物として初めて本格的な会社案内をつくろうと僕のところに企画制作を依頼してきたのです。
今まではワープロソフトでご自身でつくった会社案内だったようです。会社の今後に目指すところや、お客さまに提供したいこと、そして他に負けない自社の特徴や売りなどを、社長から引き出していきました。

何度もやりとりをして立派な会社案内ができました。印刷されたその会社案内をみて社長がしみじみと・・・

「ウチもこんな立派な会社案内ができるようになったか」

そして・・・

「これに恥じないようにこれからも頑張っていこう」と。

インターナルブランディング・デザイン規定書

別の会社ではこんなこともありました。会社のロゴ・マークの新規開発です。

僕のところでつくったロゴ・マークを社長が嬉しそうに他の方に見せびらかしていたのです。

「このロゴにふさわしい会社にしたい」と一言。

 

企業にとってよいデザインがあるとこういった話は少なくないのです。

デザインというのは、外への発信や相互のコミュケーションの手段の一つとして考えられています。それ以外にも、本当は内部のモチベーションをあげたり、企業の関係者が同じ意識で同じ方向性で行動していく軸にもなっているのです。

よいデザインは企業としての姿勢や提供する価値を表現しています。つまりブランディングやマーケティングの戦略がデザインで表現されているのです。

デザイン自体が企業にかかわる人達の目標や軸になっていくということになり、インターナル(内部)のブランディングとしても活用できるのです。

現在は企業や経営者へのコーチングといわれるものやメンタルのカウンセリングなど、モチベーションを高めたり、意識を変えていこうというビジネスが多くあります。

実はブランディングやマーケティングの戦略を基に<しっかりつくられたよいデザインがあると、同じような効果があったりするんですね。

僕のところでは効果を高めようと、企業のブランディング、ブランド構築時には、ブランディング・デザイン規定書も作成します。これは企業の関係者が同じ意識や方向性を共有し、広告・販促や行動に一貫性を持たせるマニュアルのようなものです。

そんな企業のモチベーションをあげてくれるようなデザインが世の中にあふれていってほしいですし、そのお手伝いができるのはとても幸せなことです。
 
 

小澤歩(有限会社グレイズ)への
ブランディングや広告・販促物企画デザインのご相談は
こちらのお問い合わせからご連絡ください。

 

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