バップをできるようになる前に

まずディキシーランドまで戻って始めないと
基礎がいるんだ
 

これはジャズの帝王といわれるマイルス・デイビスの言葉です。

マイルス・デイビス

この言葉に出てくるディキシーランド・ジャズはニューオーリンズで生まれたジャズの最初の形態といわれています。つまりジャズの基本になるものですね。そしてバップ(ビバップ)はアドリブが印象的なジャズの進化系です。これがモダンジャズの起源ともいわれています。

ではバップはどこから生まれてきたかというと、ジャズですから当然起源となるディキシーランドです。

たしかにジャズといわれてカッコいいのはバップやモダンジャズ、その中のアドリブだったりします。でも、それができるのは土台になる基礎があってこそ。

 

自分の礎や理由や根拠となるものがないとどんなによい知識や手法があっても、応用なんてできるわけがないですし、形だけ応用したようになっても相手には全く伝わらないですよね。

ビジネスやマーケティング、ブランディングなどの戦略も同じなんです。
土台になる基礎がないのに、テクニックだけでなんとかしようとしても形だけのもので相手には何も伝わりません。

世の中にはテクニックなどの情報がいろんなところに転がっています。でも、ビジネスでも戦略でもまずは基礎。単純でもそれを繰り返して身につけることで、自分の土台となっていきます。それがあって自信となり、初めて高度なテクニックを使いこなしたりそのさきのアレンジができるんですね。

僕のブランディングのコンサルやセミナーでは企業の人や受講される方に徹底して基礎を身につけてもらってます。ビジネスの現場で予期せぬ事態が起こっても、基礎がしっかりしていればいくらでも応用ができるからです。 

 

バップをできるようになる前に
まずディキシーランドまで戻って始めないと
基礎がいるんだ

 

基礎が大切なことを、マイルス・デイビスならではの洒落た表現で言っているのが素敵です。
当たり前すぎるけど、つい忘れてしまいそうなことです。常に心のどこかに置いておきたい言葉ですね。

 

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小澤歩(有限会社グレイズ)へのブランディングや広告・販促物企画デザイン、コンサルティング・アドバイスのご相談はこちらのお問い合わせからご連絡ください。

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