大阪にて価値を広告販促に表現するブランド・デザイン習得の研修をやってきました

先日は大阪にてブランド価値をつくり表現するデザイン習得講座という2日間の研修でした。印刷・広告・デザイン業界の方々にDTPエキスパートやクロスメディアエキスパートなどの資格発行をしている公益社団法人日本印刷技術協会（JAGAT）さんの大阪支社で主催をしていただきました。この研修も印刷・広告・デザイン業界のデザイナーや営業・企画の方向けのものです。

昨年3月にも大阪で開催していただき、今回の開催も年度末にもかかわらず予想を超える数の受講者に集まっていただきました。それだけブランド・デザインのニーズは高いのですね。

印刷・広告・デザイン業界は、広告・販促物を制作してクライアント企業に提供するのではなく、売上増や集客増といった企業の成果を提供することが求められています。そこでクライアント企業のブランディングやマーケティングの戦略を構築し、戦略を確実に広告・販促物のデザイン表現に落とし込むことでクライアント企業に売上増や集客増といった成果を提供できることになります。

ブランディングやマーケティングの戦略を構築するのもスキルが必要ですし、構築した戦略を広告・販促物のデザイン表現に落とし込まなければ意味がありません。多くの場合は戦略と広告・販促物で分断されています。これでは広告・販促物でクライアント企業の売上増や集客増なんていうのは無理なのです。

グループワークで仮のクライアントを想定したブランディングの戦略を構築し、そこからブランドの世界観を表すデザインを導き出してもらいました。最終的には売上増や集客増をさせるチラシをはじめとする広告・販促物の構成まで落とし込んでいきます。最後にはグループごとに構築した戦略やデザイン表現を発表してもらい、僕がフィードバックをするという2日間でした。

受講者からは「大変役に立った」「すぐに実践できそう」などというありがたいご感想もいただくことができました。ブランディングやマーケティングの戦略構築、そして戦略的なデザイン表現はすぐには身につきませんが、少しずつ実践をすることで必ず成果は出てきます。こうやって印刷・広告・デザイン業界で、クライアント企業の売上増や集客増をさせるところが増えていったら僕も嬉しいですね。