チラシやパンフレット、
webサイトなどの企画だったり、
デザインやコピーなど
クリエイティブ作業をして、
それがある程度できあがった時に
やらなければいけないことがあります。

企画提案書なんかも当てはまりますね。

その構成があっているか?
デザインはどうか?
表現方法は正しいか?というように、
相手に伝わるために
できあがりを必ずチェックします。

企画

関係者何人もができあがった
販促ツールをチェックをするのが理想ですが、
つくった人が自分でチェック
しなければいけない場合もあります。

そこでできあがってから
すぐにチェックをする方もいます。
でも・・・
実はできあがったものを
すぐチェックするのはオススメしてません。

 

ではどうするか?というと、
できあがったものを
『一晩寝かせる』のです。

つまりできあがって
すぐにチェックをしないで、
翌日にチェックをするということ。

クリエイティブのプロだけでなく、
自社(自分)で企画をしたり、
広告・販促物を制作している
場合も同じようにやってみてください。

え?そんなこと??と
思う方もいるかもしれませんね(^^)

 

なぜこうするかというと、
人間には必ず思い込みがあります。

作業をしているときは
「これが正しいはず」と無意識で感じています。
その状態の頭でいきなり
そのままチェックをすると、
「これが正しい」という前提で
チェックをしてしまいます。

ということは、
改善点や修正点が見つけられません。

できあがったものを一晩寝かせるというのは、
チェックをする人が
違う頭の状態になるために必要なのです。

例えば、前の日にできあがった
広告・販促物のクリエイティブを
翌朝に違う頭になってあらためて見返してみると・・・

「あれ?昨日はよいと思ったんだけど、何かおかしい」
「ここはもうちょっとこうしたほうがよいのでは?」
というように改善点や修正点、
さらには新しいデザインや
コピーなどの考え方が出でてきます。

 

相手に自社の価値や売りを伝えて、
購買してもらおうというときに、
邪魔になるものは『自分の思い込み』です。

思い込みを外すために、
できあがったものを一晩寝かせてみるのです。

違う頭になるということは、
違う自分になるということでもあります。
できればその広告・販促物の
対象(ターゲット)になりかわったつもりで、
できあがった広告・販促物を
チェックするとよいでしょう。

もし時間的な問題があって、
とても一晩寝かせることなんてできない
という場合ももちろんあります。

ブレイク

その場合には、
少しの時間でもかまわないので、
今までやっていた作業とは
全く違う仕事をやったり、
コーヒーで一服するとか気分転換をしてみたり、
他の誰かとその話題とは違う話を
してみたりしてください。

そうすれば、先ほどの頭の思考とは
少し違った状態で、
チェックの作業に入ることができます。

この時代に「こんな原始的な方法で?」と
思う方もいるかもしれませんが、
確実に成果を出すことができる
クリエイティブ作業のチェック法なのですね。

僕はいつもこの方法で
企画やクリエイティブの質を高めています!

騙されたと思ってやってみてくださいね(^^)

 

   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆

 

小澤歩(有限会社グレイズ)へのブランディングや広告・販促物企画デザイン、コンサルティング・アドバイスのご相談はこちらのお問い合わせからご連絡ください。

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