最近はジムで筋トレやランニングをやって体を鍛えるようになりました。ジムには以前から行っていたのですがあまり真面目にやってなかったという・・・
なぜ真面目にやるようになったかというと、ある程度の年齢になったときに「自分の力で生活するため」です。これから普通に生活していたら筋力は年齢と共に間違いなく衰えていくので、今からやっておかないと将来大変だと思って・・・後ろ向きな理由で嫌々やっていたのが正直なところ(汗)
将来自分の力で動けない・・・そんな生活をしたくないから運動しないといけない、つまり「こうしないとダメ」という義務感でやっていました。義務でやっているので、できればお金をかけたくないのが正直なところ。ジムの月会費はともかくとしてトレーニングウエアなんかもユニクロとかの安いもので済ませていました。
まあ、大人になってから運動らしい運動なんてやっていなかったので、ちょっと続けたらなんとなく結果が出てきます。体重や体脂肪が減ったり、締まって筋肉がついてきたりと、そうなってくると嬉しいものでやる気になっちゃいますね。今度はもっと体を絞りたいとか筋力をもっとつけたい、つまり「こうなりたい」というように意識が変わっていったんです。今は時間をやりくりして喜んでジムに行くようになりました。
ダイエットや筋トレの情報もネットで調べているので、リマーケティング広告では、常にそんな広告が表示されていて、完全にフィットネス業界のターゲットになっています(笑)
そうなるとどうでしょう。プロテインを買ったり、トレーニング用品を揃えたり、トレーニングウエアもお気に入りでいいものを買ったりと、喜んでお金を使うようになりました。食べるものもこだわりはじめましたし、他にもまだまだお金を使う勢いです(笑)
人間がものを買うには二つの理由があります。
ひとつは、その商品やサービスがないとどうしようもないという理由です。つまり「こうしないとダメ」ということ。体のここをを治さないとだめだから病院へとか、髪を切らないとうっとおしいから美容院へとか、食べないと空腹で動けないから飲食店へとか・・・いろいろありますね。これは義務的な理由ということになります。
もうひとつは、その商品やサービスがなくてもなんとかなりますが、それがあったら自分の望んでいる状態になれるかもしれない「こうなりたい」という理由です。体を元気にして○○をしたいから病院へとか、キレイになって周りから注目されたいから美容院へとか、友人と楽しい時間を過ごしたいから飲食店へとか・・・やはりいろいろあります。こちらは義務ではなく、自分の望んでいることを叶えるためにそれを選ぶという理由です。
同じ商品・サービスでも、お客様がそれを選ぶ感情って違うことがあります。感情が違うということは、それにかけるお金も変わってくのですね。「こうしないとダメ」という義務的な理由であれば「本当は欲しくないけど仕方なく」という感情です。そうなると「できるだけ安いものを」となっていくのは人間として自然な感情です。
反対に「こうなりたい」という理由であれば「ぜひこれが欲しい!」という感情になってくるのですね。それならば「そうなれるならばお金を払いたい」という思いになってくるでしょう。
あなたの対象のお客様・・・つまりターゲットがどのような望みを持ってどのような結果になりたいと思っているのでしょうか。お客様の「こうなりたい」という感情に対して、あなたの商品・サービスで「こうなれる」というブランディングや販促のメッセージを投げかけることで、高くても売れる商品・サービスとなっていくのですね。
あなたの商品・サービスを高くても選ばれるように、さらにお客様が喜んでお金を払ってくれるには、まずはターゲットがどのような望みを持っているか?それを探るところからはじめてくださいね。
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