ブランディングとUSP・・・この2つはここ数年よく見かける言葉ですね。
ブランディングのコンセプトとしてブランド・アイデンティティがあり、これはブランドの提供する価値を軸として表すものです。これを広告や販促といった企業の活動で、消費者に伝えていくことになります。
スターバックスの「第三の場所」、ポルシェの「壊れないプレステージスポーツカー」なんていうのが有名で、企業の経営活動そのものに影響を与えるものになります。つまりブランディングのコンセプト(ブランド・アイデンティティ)は経営の軸になるものなので、そう簡単に変えてはいけないのです。さらに広告・販促ツールのデザインは文章は、ブランドの提供する価値を一貫性を持って表現する必要があります。
もうひとつ似ているものでUSP(ユニーク・セリング・プロポジション)は「独自の売り」というものです。有名なのがドミノピザで「30分以内に届けられない場合は無料」なんていうものです。これはブランディングのコンセプト(ブランド・アイデンティティ)と同じと勘違いされていますが、これはブランド・アイデンティティと違い、販売戦略や施策の打ち出し方で、施策ごとに変更をすることになります。USPはキャッチコピーなどにも応用できますね。
簡単に変えてはいけないブランド・アイデンティティと、施策ごとに変えるUSP(ユニーク・セリング・プロポジション)。どちらも大切な戦略であることには違いないのですが、もともとの意識から違っているのですね。
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