ブランディングのトレーナー・講師を育成

先日は、(財)ブランド・マネージャー認定協会の講師育成講座、
トレーナー認定コースにて登壇してきました。
(財)ブランド・マネージャー認定協会のトレーナー（講師）として講座登壇や、
活動するために必要なスキルを身につけてもらう2日間講座です。

僕は、日々自社でやっている仕事の他にも、
この協会トレーナーのマスタートレーナーという立場で、
トレーナー育成や講座カリキュラム開発なども担当しています。

協会講座ではブランディングに必須な知識を持っていなければいけませんし、
ブランディングの土台になるマーケティング戦略の知識も必要です。
それらが前提にあって、さらに協会トレーナーには
ファシリテーションやコミュニケーション、
プレゼンテーションスキルが重要になってきます。
これらの知識は講師・トレーナーとしては必須ですが、
普段のコンサルティングやカウンセリング業務でも活かせるものです。

受講者が自分で考え、自分で答えを見つけ、さらに受講後には
自分で行動し実践する環境をつくることがファシリテーションです。
僕の日々の業務で活用しているファシリテーションや
コミュニケーションのスキルをお伝えしました。

2日目はほとんどプレゼンテーションの実践に費やします。
ブランディングやマーケティング戦略の知識や実践法などを
相手にどのように伝えるかを1日かけて行います。
時間を決めて数分でブランディング知識のパートをプレゼンテーションしてもらい、
聴いている人達が改善点や伸ばすべき良い点をフィードバックしてあげます。
自分がプレゼンテーションをするだけでなく、
相手のフィードバックをするのも講師・トレーナーとしてや
コンサルティングスキルのためによい訓練になっています。

ブランディングに関わる人は、僕もそうなのですが、
講師が本業ではなく、それぞれが専門分野を持っている人がほとんどです。
僕のように広告販促・デザインが専門というだけでなく、 
士業や人材育成などが専門の方もいます。 

最初は人前でのプレゼンテーションに慣れていないことや、
ブランディングの知識が脳に完全に定着していなかったりしますので、
うまくできないことも多かったかもしれません。

それでも回数を重ね、フィードバックをもとに改善していくと、
講座の最後には最初と見違えるほどよくなっています。
こうして講座中にレベルアップしてもらえるのは、
スキルを伝えている僕にとってもとても嬉しいものです。

2日間の講座を終えて、今度はトレーナーとして認定されるための試験があります。
ぜひ全員合格してもらい、一緒にブランディングを伝える
仲間として活動していきたいですね。
　

このような小澤歩のセミナー出張開講、研修なども承っております。
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