広告や販促ツールの基本ともいえるチラシ。ネットの時代になっても、飲食店や不動産、美容院や整体院やエステなどの地域密着店舗、そして中小企業などでもいまだに効果を発揮します。そこで集客や売上アップといった成果を出すチラシをつくるには、まずチラシの特徴を知っておく必要があります。チラシは「散らし」が語源ということもあり、不特定多数の人が対象です。
では、チラシの特徴をお客様の視点になって考えてみましょう。
チラシを見る状況のときって、お客様は自分から「そのチラシを欲しい」と感じて見ることはありません。ポストに入っていたり、新聞に折り込まれていたり、歩いて配られたりと、お客様の意思に関わらず、チラシのその人の前に現れます。つまり受け身の状態でチラシに触れることになるのです。
受け身であるということは、チラシに載っているあなたのことや扱っている商品・サービスのことは知らなかったり興味がなかったりすることがほとんでしょう。知らなかったり興味がないのに、チラシの内容が売り込み臭漂うものであれば、見る人はうんざりしてしまいます。特に不動産などの高額なものや形のないサービスなどは不安も大きくなってしまいます。
成果を出すチラシは受け身のメディアであることを認識して、まずはあなたのことを知ってもらうことやどんな商品・サービスなのか、どんなメリットがあるのかを理解してもらうことが大切。知ってもらったり興味を持ってもらったら、チラシの最後にあるお問い合わせや来店、資料請求などこの後の行動を促すもので次の販促の施策へ誘導するのです。いくつもの販促ツールを組み合わせた売れる仕組みがあればさらに効果も見込めます。
さまざまある広告や販促ツールの特徴を理解し、お客様の視点になって考えることで大きな成果につながっていくのですね。
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