中小企業や店舗が、大手に負けないためにブランディングが大切です。
ブランディングの目的のひとつに他と「差別化」をするというものがあります。
競合との違いや強みを発信して差別化できれば、
お客様にも選ばれて売れやすくなります。
さらに強みや差別化が強くなれば付加価値となり、
価格競争にもまきこまれなくなります。

競合との差別化〜スカイツリー

差別化や強みってどんなことでしょうか

差別化とは、あなたの商品・サービスなどが、
他の競合に比べて、明らかな違いや強みがあることです。
ライバルに比べて優位にたっていることでもあります。

自分たちで、「これが自分の差別化するところです」と
販促ツールやデザインで発信をすることが多いのですが、
競合との差別化はいくら自分で頑張って差別化をしようとしてもダメなのです。

競合との差別化を目指すには、
自分自身で強みを判断し、差別化をアピールしようとしないで、
その前にある視点が必要なのです。

誰に差別化してもらえるかで変わる

差別化は「誰に」とってのものなのかを考える視点が必要になってきます。

その「誰に」というのがあなたの「お客様」です。
そしてお客様とは世の中にいる人間の全てではありません。
ある特定のお客様が、あなたの商品・サービスに対して
「これは他のところのものと違う」と感じてくれることで、
『そのお客様にとって差別化されている状態』となっていきます。

例えば、ある整体院で考えてみた場合、
肩や腰に痛みを抱えている人がいたとします。
整体院の提供しているサービスとして、
競合にはない肩や腰の痛みに大変よく効く技術や何かを持っていた場合、
その痛みを抱えている人にとっては、
他と違う技術を持っている人として認識をしてくれます。
この人は「ここは他と違う!」と差別化してくれるのです。

では、肩や腰に痛みを抱えていない人の場合はどうでしょう。
その人は、悩みを抱えていないわけですから、
どこの整体院の違いもわからずに同じに見えることになります。
自分の整体院で提供しているサービスが、
たとえ競合と違い効果のある技術だったとしても、
悩みを抱えていない人にとっては何の関係もないことです。

あなたの商品・サービスに関連する悩みや問題を持っている人や、
あなたを必要としてくれる人でないと差別化をしてくれないのです。

自分を必要と(差別化)してくれる人を探すこと

いくら自分で差別化をしようと頑張っても
無駄なことになってしまうのですね。
あなたの商品・サービスを必要としてくれる人が
競合他社と比べて違うと思ってくれることで、初めて差別化といえるのです。

整体院でお話しましたが、これはどのビジネスでも全く同じです。
コンサルタントの方でも、エステサロンや飲食店でも、IT企業や製造業でも、
差別化は全て必要としてくれるお客様が思うことになります。

もちろん、あなたの商品・サービスの強みを見つけることも大切ですが、
自分を必要としてくれる(差別化をしてくれる)人を探すことが
差別化をする第一歩になってきそうですね。

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