チラシやパンフレット、Webサイトなどの
販促ツールデザインやコピーといったクリエイティブ制作作業をして、
それができあがった時にやらなければいけないことがあります。

販促ツールデザイン校正

その構成があっているか?デザインはどうか?
表現方法は正しいか?というように、
相手に伝わるために出来上がりを必ずチェックします。
関係者何人もができあがった販促ツールをチェックをするのが理想ですが、
つくった人が自分でチェックしなければいけない場合もあります。
チェック法はできあがってからすぐにチェックをする方もいます。

それよりもお薦めは、できあがったものを『一晩寝かせる』のです。
つまりできあがってすぐにチェックをしないで、
翌日にチェックをするということ。
プロでなく、自社で販促ツールを作成している場合も同様です。

戦略思考〜思い込み

なぜこうするかというと、人間には必ず思い込みがあります。
作業をしているときは「これが正しいはず」と無意識で感じています。
その状態の頭で、いきなりそのままチェックをすると、
「これが正しい」という前提でチェックをしてしまいます。

ということは、改善点や修正点が見つけられないのです。

できあがったものを一晩寝かせるというのは、
チェックをする人が違う頭の状態になるために必要なのです。

例えば、前の日にできあがった販促ツールのクリエイティブを
翌朝に違う頭になってあらためて見返してみると、

「あれ?昨日はよいと思ったんだけど、何かおかしい」
「ここはもうちょっとこうしたほうがよいのでは?」というように
改善点や修正点、さらには新しいデザインやコピーなどの考え方が出でてきます。

販促ツールデザイン校正

相手に自社の価値や売りを伝えて、購買してもらおうというときに、
邪魔になるものは『自分の思い込み』です。
思い込みを外すために、できあがった販促ツールを一晩寝かせてみるのです。
違う頭になるということは、違う自分になるということでもあります。
できればその販促ツールの対象(ターゲット)になりかわったつもりで、
できあがった販促ツールをチェックするとよいでしょう。

もし時間的な問題があって、
とても一晩寝かせることなんてできないという場合ももちろんあります。
その場合には、少しの時間でもかまわないので、
今までやっていた作業とは全く違う仕事や気分転換をしてみたり、
他の誰かとその話題とは違う話をしてみたりしてください。

そうすれば、先ほどの頭の思考とは少し違った状態で、
チェックの作業に入ることができます。

この時代に原始的なやり方ですが、
クリエイティブ制作でかなり効果的なチェック法です。

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メルマガ〜売れるデザインのつくり方


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