こんなニュースが話題になっているようですね。

最近、テレビのCMをはじめ、
いろいろな媒体で広告を見かけるスポーツクラブです。
たしかにインパクトだけはありますね。

 
<ライザップ社>広告表現の一部削除申し入れ 神戸のNPO

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150518-00000107-mai-soci
(Yahooニュースより引用)

スポーツクラブ誇大広告

このトレーニングジムの広告に「30日間全額返金保証」とあり、
実際に返金しないケースも多くあるということです。

今までも少しは問題になっていたようですが、
こうしてニュースになってしまったことで、
企業にとってはブランドの失墜になってしまいます。

 

広告での「返金保障」を自社の提供商品・サービスへの
自信の表れと考えてやる人もいて、
セミナーやコンサルティングなどでも返金保障がよくありますね。

形のないものや高額なものは消費者の不安やリスクが大きいので、
それらを解消するために返金保障という考えです。

ただし、このスポーツクラブと同じく、
セミナーやコンサルティングの返金も
なんだかんだと条件や理由をつけて
結局応じないことのが多いようです。

返金保障

 
こんな意識で返金保障をやるのは
「とりあえずその場だけお金を稼いであとは知らない。
次にまた新しい客を捕まえてくればいい」
という意識だからできることとも考えられてしまいます。

もちろん自信の表れでそうしているところもあるでしょうが、
こういうニュースを目にすると
結局返金保障はウソだというのが
消費者の印象になっていきます。

そういう人が多くなると
返金保障をする商品・サービス、企業は
より胡散臭いものと感じられてしまうでしょう。
 

広告を出す企業側は、
どうやってお客様を大切に考えて、
その後のよいリピートなどの関係を築いていくか。
ビジネスは1回売ればいいわけではなく、
何度も購入してもらいよいお客様に育ってもらうのが目的です。
考えで広告をつくっていくことが必要です。

そのためにはお客様に何を伝えれば
信頼してくれるのかを見つけ出し、
広告表現で伝えていくということですね。

それにはお客様視点の強いブランドをつくって管理をするという、
ブランド・マネジメントの意識も大切になってきます。
 

また消費者にとっては広告表現をそのまま捉えるのではなく、
見極める力も必要になっていくのでしょう。

 

   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆

 

小澤歩(有限会社グレイズ)への
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