ビジネスをしているとモノを売りたくなってしまいますね。ただし人はいきなりモノを買ってくれることはなく、たとえ興味を持った商品・サービスでも必ず「これを買っても大丈夫か?」という不安が生じます。この不安は「リスク」とも言われ、家や金融商品などの高いもの、保険やシステム、広告や士業、エステなどの美容や整体など・・・形のない(結果の見えない)ものであればあるほど大きくなっていきます。
もしあなたが家を買う場合、たまたま見かけた展示の住宅をその場で買うことなんてありませんよね。自分が買う側になって考えてみるとそうなのですが、売る企業側になってみるとなかなかそう考えられず、ついついメインの商品・サービスを売り込んでしまいがちです。いきなり不安の大きなモノを売り込まれたら、相手は嫌がってしまいますよね。せっかく自分のところに来てもらったのに残念な結果になってしまいます。
そこで、あなたの商品・サービスを分類してみるという考え方があります。どのように分類するかというと、まずひとつめは対象になるお客様が「利用しやすいもの」で、フロントエンド商品というものです。「初回割引」などは、エステなどで使われていますし、無料相談やお試しイベントなどは広告や士業などで使われています。無料展示会イベントや無料セミナーなどは住宅販売や金融などでよくありますね。いきなり高額なものや形のないものを買うよりもはるかに利用しやすいものです。
フロントエンド商品は利益を得ようとするのではなく、まずは利用してくれそうな人との関係性を築くことです。フロントエンド商品を利用してくれているので、すでにあなたの商品・サービスへの不安は低減されています。そんなお客様に対して利益の出る商品を買ってもらえる販促などの施策をすることになるのですね。
これが効率よく高いものや形のないものを売るためのフロントエンド商品です。あなたのフロントエンド商品はどのようなものが考えられるでしょうか?
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